いばらき発達障害研究会

ご挨拶

 近年、高機能自閉症、アスペルガー障害、注意欠陥/多動性障害、学習障害など発達障害に対する関心が高まり、発達障害に関する診療・相談を求めて、医療機関を受診する患者さんも増加し、現在どこの医療機関も初診待ちの患者さんが大勢おられるという状況にあります。

 こうした状況に対して、茨城県内の発達障害診療の体制を少しでも向上させる事を目的とし、県内で発達障害診療に従事されておられる医師、及び発達障害に関心のある医師の皆様にお声掛けさせていただき、発達障害について包括的に学び、かつ自由に意見交換できる場を設定してはどうかと考え、平成19年から「いばらき発達障害懇話会」として活動して参りました。

 平成21年からは医師のみならず、職務として発達障害に携わる全ての方を対象として、「いばらき発達障害研究会」として会を発展させることに致しました。当会は会員制ですが、講演会や症例検討を通して、広く発達障害に関する知識を深める良い機会になるかと存じます。いばらきにおける発達障害児・者およびご家族へのサポートの質の向上のために、ぜひ多くの方にご参加いただきたいと願っております。

平成29年4月吉日

いばらき発達障害研究会
代表世話人 大谷尚之
堀 孝文
       顧 問   宮本信也